メイコーでは工業用銘板の他に樹脂加工品も得意です。
本日はベーク製実験器のご紹介です。
ベーク板をN/Cで加工したものに彫刻して
目盛を入れて見やすくしました。
全て自社加工です!
材料はベークライト(紙ベーク)です。
<ベーク板について>
ベーク板は熱で溶けてしまわないプラスチックで、
熱硬化性樹脂です。
紙ベークと布ベークがあります。
紙入りベークはフェノールと呼ばれる樹脂を
紙に塗布した後に再加熱をしてできた製品で、
布入りベークは布に塗布されたものです。
ベークは歴史のある材料です。
電車など使用期間の長い機械に使われていることが
多いです。
ある程度の硬さがあるため、治具などに使用されます。
電気関係の用途には紙ベーク、機械関係の用途には
布ベークがお勧めです。
布ベークは機械的強度があり、
紙ベークは布ベークより安価です。
今回のように、機械加工した製品に彫刻で目盛を入れることも可能ですので、
「こんなこと出来ないか?」
というお問合せがありましたら、お気軽にお問合せ下さい!