こんにちは。社長の山田です。
本日はシルク印刷のご説明をさせて頂きます。
シルク印刷は、シルク版の網目を利用して、版の穴からインキを通して転写する印刷です。
以前はシルク(絹)を使っていたことから、シルクスクリーンと呼ばれるようになりました。
現在は、絹の代わりにテトロンやナイロンのスクリーンで版が作られています。
ナイロンで編まれたメッシュのスクリーンを枠に固定して、非画線部に当たるスクリーンを覆い、
版にインクの透過部分と、非透過部分を作ります。
写真製版法において、感光液を塗布後、ポジを焼き付けて水で洗い出します。
感光液で覆われていない部分はインクが通り抜け、印刷が出来ます。
作業する時は、室内の湿度に注意してシルク版上にあるインクが乾かないように
常に配慮する必要があります。
夏は扇風機禁止。冷房で湿度が乾燥し過ぎないよう、比較的暑い中での作業です。
冬も暖房で室内が乾燥し過ぎないように配慮が必要で、人知れない苦労があります。
このような工程を経て、ご注文頂きました製品をお手元にお届けしております。
シルク印刷の銘板のお問合せ、ご注文をお待ちしております。